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出典:食べログ

 

ピーロート・ブルーは、ドイツの白ワインです。

ピーロートとは

340年以上続くドイツのワインエキスパートとして名を馳せているピーロート家”Pieroth”のワイン。

1675年にハインリッヒ・ピーロートがブドウ栽培を始め、その後ワイン生産者として有名になりました。

昔はエステート(ブドウ生産農園)やワイナリーに直接出向いて試飲・購入するのが当たり前でしたが、1953年、若い世代のエルマ&クノ・ピーロートは自らおすすめのワインを持参して顧客の自宅や会社で試飲を行う、当時としては革命的な”ピーロート・ホーム・ワイン・テイスティング”を始め、ワインテイスティングを一種の娯楽として楽しむ方法を広めました。

1959年にはついに国境を越えヨーロッパ諸国へ、1969年にヨーロッパ以外で初めての海外法人として日本支社が設立されました。

これから紹介するピーロート・ブルーのワインボトルがなぜブルーなのか。

それは、ドイツでは有名なライン地方、モーゼル地方のワインと区別するため、何十年も前からナーエ地方で造られていた緑色、青緑色のグラスをワインボトルへ活用しようと1975年、ピーロート300周年記念を祝うために作られたのが由来です。

ピーロート・ブルーは、ライン川とモーゼル川の間に一するナーエ地方”Nahe”で造られています。

ナーエ地方は、気候の温暖なドイツ南西部に位置し、雨が少なく、日照時間が長く、太陽の恵みにあやかりながらも、山地からの冷たい空気の影響も受けます。そのため、ブドウの成熟が遅れ、活き活きとしたフルーティーなワインであることが特徴です。

試飲会でいただいたカビネットとシュペートレーゼをご紹介します。

 

ピーロート・ブルー / カビネット ‘2015
-Pieroth Blue / Kabinett



テイスティングノート:澄んでいて淡く明るい麦わら色。アロマはフレッシュで、梨、青リンゴ、レモンなどの柑橘類の含みを伴います。風味はまろやかな酸味としなやかなフルーティーさ、滑らかでクリーンな長い余韻の後味が残ります。とてもすっきりとした飲み口の良い白ワインです。

相性の良い料理:アクアパッツァ、冷しゃぶ、サラダ、アジア料理、テリーヌ、キッシュ、茶巾寿司 、肉じゃが、ポテトグラタン。

サーヴする温度:8-10
アルコール度数:8.5%

グレード: カビネット
葡萄品種名: ケルナー、ミュラー=トゥルガウ、シルヴァーナ
生産地: ドイツ>ナーエ地方
生産者: フェルディナンド・ピーロート
スタイル: フルーティー 、ミディアムボディ
容量: 750mL

 

ピーロート・ブルー シュペートレーゼ ‘2015
-Pier
oth Blue / Spätlese

テイスティングノート:洋梨、りんご、白桃の風味 。
シュペートレーゼは通常の収穫より遅れて摘み取る=”遅摘み”の果実から造られるワイン。そのため、熟度とコクが一段と高く、魅力的なまろやかさを持ち合わせています。カビネットよりボディがあり、快い甘さを持つワインです。

相性の良い料理:チーズ、スパイシーフード、ベイクドチーズケーキ、チキンのクリームソース煮、いなり寿司、かぼちゃのクリームサラダ。

サーヴする温度:8-10
アルコール度数:9.5%

グレード: シュペートレーゼ
葡萄品種名: ケルナー
生産地: ドイツ>ナーエ地方
生産者: フェルディナンド・ピーロート
スタイル: 中甘口
容量: 750mL

 

ワールドワインバー by ピーロート

通常ですと6本以上の箱買いでしか購入できないワインですが、ピーロートは国内に直営のワインバーがあり、ここでは、1杯からテイスティングをすることが可能です。

World Wine Bar by Pieroth

卸会社直営のワインバーなので、珍しいワインを無料でテイスティングできたり、他のワインショップでは扱っていないワインを卸価格で購入することもできます。

ブドウ栽培からワイン生産、輸出入、販売、直営のワインバーまで、ワイン文化のエキスパートとして世界中で愛されている”ピーロート”のワイン。

ワインの知識と経験を増やす場として、パートナーやご友人などとこちらのワインバーへ赴き、どっぷりワインの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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