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深川ワイナリー主催のブドウ収穫ツアー翌日、収穫した「甲州」の除梗・破砕のお手伝いをしてきました!

以前、見学の際に手回しの除梗・破砕機は見せていただいたのですが、今回は実際に体験です!

 

除梗・破砕とは

「除梗」とは、茎(果梗)を取り除き、ブドウの粒を潰すことを指します。場合によっては、よりタンニンや酸を多く与えるため、全部または一部を除梗しない場合もあります。フランス語では、エグラパージュ ”Ègrappage”といいます。

「破砕」とは、ブドウの果皮を破ける程に軽く潰すことを指します。フランス語で、フラージュ”Foulage”といいます。

 

手回し除梗・破砕機体験

さて、軍手をつけていざ出陣!

 

 

 

ブドウはなんと800kg分!

                                   

ブドウを上部から入れていきますが、これが重い・・・!

除梗・破砕機を回した際、回すハンドルから一番遠いところに、ブドウの果実が綺麗に取られた状態で果梗のみが飛び出してきます。

興奮・・・。笑

 

たくさん集まってくるとこんな感じ。

 

果梗と分別された果実は、下のオレンジタンクの中に勢いよく落ちていきます。

 

これは、3/4くらいまで溜まってきた状態です。

タンクの内側に存在している白い泡は、ブドウが持つ天然の酵母。
今回の甲州ワインは、酵母は添加せず、自然酵母で発酵させるそう。

このあと、こちらのオレンジタンクで数日間寝かせたのち、
プレス機を使ってブドウ果汁を搾ります。(搾汁という作業です)

その後、発酵と醸し(かもし)が毎朝晩行われ、約1-2ヶ月をかけてタンクで発酵された果汁は、
フィルターでの濾過(ろか)を行います。
濾過をすることで、澱(おり)や雑味を除去するのですが、深川ワイナリーでは、品種そのものの味わいを楽しんでもらうため、無濾過でのワイン醸造も行なっています。

今回、甲州ですので木樽は使いませんので瓶詰めして完成です。

深川ワイナリーでは、木樽(オーク)を使ったワイン醸造では、約3ヶ月〜半年熟成させるそうです。

甲州ワインの完成は、約3ヶ月後。

携わったワインの完成が待ち遠しいです♪

以前の深川ワイナリーの投稿はこちら

深川ワイナリーを訪問してきました|ワイナリー見学、テイスティング・ラボ

矢野貴士さんのブドウ園とフジッコワイナリー|山梨ブドウ収穫ツアー produced by 深川ワイナリー

ドローンによる空撮画像を活用した岩下忠士さんのブドウ園|山梨ブドウ収穫ツアー produced by 深川ワイナリー

nippon wine 東京三社祭:各ワイナリー代表のトークセッション! |東京ワイナリー×深川ワイナリー×清澄白河フジマル醸造所

 

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