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nippon wine 東京三社祭はどんなイベント?

東京ワイナリー、深川ワイナリー、清澄白河フジマル醸造所。

この東京の3ワイナリーが一堂に会するワインイベント、題して「nippon wine 東京三社祭」。

3ワイナリーが合同でイベントを開催するのは、実は今回が始めての試み。

主催は、六本木の名店「さだ吉 鎹(かすがい)」さんです。

なぜ東京三社祭を開催したのか。以前東京でワインを販売しているときに、たくさん人が行き交いとても魅力的な街であり、現在都内にある3つのワイナリーが一同に集まってイベントをする機会がなかったためイベントを企画したと発起人の1人である島之内フジマル醸造所の醸造家・岩谷澄人氏。

開催場所は、清澄白河駅から徒歩5分のレンタルスペース「The Fleming House」。

看板がなく住宅地の中にぽっこり出てくる建物で、内観は天高で開放感のある空間、白を基調とした清潔感のあるスペースです。

 

7/23(日) 13:00-18:00の日程。入場券は当日の1ヶ月前から前売り券(1,500円)が販売されており、開催当日前に入場券が全て売り切れてしまったようで、当日券の販売はありませんでした。 前売り券には、ウェルカムワイン1杯、ワイングラス、 ミネラルウォーター1本が含まれています。

それぞれのブースに用意されているワインは4-5種類ありまして、1杯(30-40 cc)あたり200円〜400円のキャッシュオンスタイルでいただきます。

たくさんのワインがイイトコどりで楽しめました!

 

会場は参加者の方で熱気がムンムン!

 

ワインだけじゃない、キャッシュオンのおつまみも充実!

nippon wine と謳いつつ、目玉はワインだけでなく、長野県上伊那郡箕輪町のお野菜や乳製品にパン。
(東京じゃない!笑)

箕輪町の 乳牛生産者、ユウユウファームのカード(牛乳に酵素を混ぜて凝固させた生チーズ)から作った小さなモッツァレラ。
ミニトマトと一緒に、バジルのソースでいただきます。500

箕輪町の野菜と、花と、ハーブのサラダ 600
可愛い♡♡♡

ハルハナ堂のモロミとクルミパン、甘夏ピールとイチジクのパンのセット 300

東京三社祭のための特注パン。 白ワイン用に、もろみを混ぜたクルミパン。 赤ワイン様に、オレンジピールとイチジク入りで、 自家製きばる甘夏酵母のライ麦パン。どちらも、ふんわり柔らかく酵母の香りとワインが飲みたくなる風味でした!

酒粕と信州味噌で下味をつけた鶏唐揚げ 600円 などなど。

箕輪町は長野県の真ん中、諏訪湖から南に少し下ったあたり、中央と南のアルプスを望む「伊那谷」にあります。 田園と木々の間を風が通り抜け、真夏でも涼しく、朝夕に変化する雄々しいアルプスをどこからでも眺めることができます。一年を通して心地よく過ごせるそうです。

それと、なぜかイタリアの生ハム。
(もはや 東京でもnipponでもない!いいんです、美味しければ笑。ワインには生ハムです!)

軽め 1,000 、しっかり 2,000

 

ワインを通じた異業種のクリエイターの方々との出会いがあるイベント

ワイナリーやおつまみを提供する生産者だけではなく、様々なクリエイターさんたちの手によって東京三社祭を盛り上げていました。

ワインを美味しくいただくためのこだわりのワイングラスを提供する木村硝子・木村祐太郎氏。

岩手県遠野市で米を造りどぶろくを醸す佐々木要太郎氏のおしゃれどぶろく。

箕輪町の旬食材を使ってワインをより楽しめるフードメイキングを担当したナチュラルフードコーディネーターの矢野麻帆氏。

特に入場券等フライヤーのデザイナー岩谷香穂氏のデザインは個性が溢れていてとても魅力的!
醸造家・岩谷澄人氏の愛娘で、フジマル醸造所の opnner シリーズのラベルは 父娘共同制作だそう。
スタッフの方々はこのタトゥーシールをつけていて、目をひきました。入口付近でも販売してました。

元々タトゥーに興味がありボールペンで自分に書いていた香穂さんが、大学三年の頃アメリカのポートランドで見た日本とは違う文化にインスピレーションを受けたそう。その後日本で、タトゥーの文化を拓くタトゥーシールブランドopnner(オプナー)を立ち上げました。 現在も様々なジャンルとコラボし、タトゥーの幅を広げる他、イベントの企画やイラストレーターなどマルチに活動しています。

 

また、30分のトークセッションを3つ行われたのですが、それぞれ業界の個性派の皆さんが暴走(?)しないように手綱をとってくれたナビゲーターの柴田香織氏。

大学卒業後、広告代理店に就職。2005年イタリアスローフード協会が設立した「食科学大学」マスターコース修了、第1期生。帰国後、フリーランスとして料理誌等での執筆、地方自治体の食の地域振興などに携わるほか、ワークショップの開催を通して“文化としての食”を伝えているそう。

三越伊勢丹研究所の食品ディレクターも務めています。ちょうど今地下鉄に陳列されているフリーペーパー「メトロミニッツ」に、東京のワイナリーについての記事が 掲載されています。 取材、文章は柴田さんが担当されています。 メトロ利用者は是非手にとって読んでみてください。今回のイベントに参加できなかった方も、東京の3つのワイナリーのワインに対する思いや日本のワインの特徴などを知ることができます。ぜひお手にとってみてくださいね♪

 

当日のトークセッションの模様は、次回の投稿でUPします。

 

 

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